薬剤師について

薬剤師になるには

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 薬剤師になるには、薬剤師国家試験に合格しなければなりません。国家試験の受験資格は、薬剤師法によって規定されており、薬学の正規の課程のうち修業年限を6年とする課程を卒業した者(経過措置あり)とされていますので、まず、大学の上記課程に進学し卒業することが必要となります。

 平成18年より薬剤師の養成課程は6年制となりました。6年間の課程のうち、半年間の実務実習を行わなければなりません。薬局・病院でそれぞれ2ヵ月半の期間、実務の現場で実習を行うことになっています。

 平成24(2012)年4月以降、6年制の薬学教育を受けた薬剤師がそれぞれに地域社会で働きはじめています。 医療の高度化や医薬分業の進展に伴い、「医療の担い手」としての薬剤師には、従来の基礎薬学に加え、医療薬学の知識と技術が必須とされています。薬剤師ほど薬について学ぶ教育課程はありません。

 薬剤師国家試験に合格すると、申請により、厚生労働省の薬剤師名簿に登録され、厚生労働大臣から薬剤師免許が与えられます。

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