薬剤師のお仕事
薬剤師の資格を持つ人が働く職場は、薬局や病院・診療所などの医療機関、大学での研究や薬系大学の教員、製薬企業での医薬品等の研究開発・製造、流通、販売、行政機関における許認可・監視指導・試験検査、教育機関など多岐にわたっています。
厚生労働省の調査によると、平成 26 年 12 月 31 日現在における全国の届出「薬剤師数」は 288,151 人で、そのうち「薬局の従事者」は 161,198 人(総数の 55.9%)、「病院・診療所の従事者」は 54,879 人(19.0%)、「大学の従事者」は 5,103 人(1.8%)、「医薬品関係企業の従事者」は 43,608 人(15.1%)、「衛生行政機関又は保健衛生施設の従事者」は 6,576 人(2.3%)となっています。ちなみに同日現在の届出「医師数」は311,205人です。
※詳しい調査結果については、厚生労働省のホームページで紹介されています。
薬剤師のお仕事いろいろ
薬剤師のお仕事といえば「薬局」のイメージが強いと思います。しかし、「薬局」以外にも様々な場所や場面で役割があります。ここでは、薬剤師のお仕事について簡単に紹介します。
○薬局でのお仕事
- 処方せんによるお薬の調剤
- 要指導医薬品・一般用医薬品等の販売と適切な指導、助言
- 健康相談 など
○ 医療機関(病院・診療所)でのお仕事
- 多職種と連携した医療の提供
- お薬の管理 など
○ 大学でのお仕事
- お薬に関係する研究・開発
- 薬学生の教育 など
○企業でのお仕事
- お薬の開発・製造、販売の管理
- お薬の情報の提供 など
○ 行政機関でのお仕事
- 麻薬の取り締まり など